1978年ベルリン生まれ。
少年時代から音楽の道へと進み、C.P.E.Bach音楽学校へ進学後、15歳の若さでベルリン芸術大学付属ユリウス・シュテルン音楽院に青少年生として入学する。
1997年より、同大学にてブルクハルト・グレッツナー教授のもと、正規生として研鑽を積む。
2000年にはミュンヘン音楽・演劇大学へ進学し、ギュンター・パッシン教授に師事。4年後に同大学を首席で卒業する。
1994〜1996年、ユルゲン・ポントー財団より奨学金を得る。
ドイツ青少年音楽コンクール、ミュンヘン音楽協会国際コンクール、ハレ国際ヘンデルコンクール等、国内外の音楽コンクールで数々の優勝・入賞を重ねる。
大学在学中にザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団に入団し、2004年にはミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席イングリッシュ・ホルン奏者及びオーボエ奏者に就任。
ミュンヘンフィルのオーケストラアカデミー講師として後進の指導にも精力的に取り組んでおり、生徒はベルリン・コーミッシェ・オーパー、レーゲンスブルク歌劇場、またミュンヘンのバイエルン国立歌劇場等の名門オーケストラで活躍している。
ソロリサイタル、マスターコースや室内楽コンサート等で、ドレスデン、ザルツブルク及びメクレンブルク・フォアポンメルンの各有名音楽祭のみならず、日本、韓国や台湾等アジア各国へも活動の幅を広げている。
また、ソリストとしてはザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、ザルツブルク・オーケストラソリスト室内アンサンブル、バッハ・コレギウム・ミュンヘン及びライプツィヒ新バッハ・コレギウム•ムジクムと共演している。
2012年にReeds for Oboes社を設立し、自らの手で製作したオーボエ及びイングリッシュホルンのリードを世界各国へ販売している。